今回は
空きのPi2B+があったので、「OctoPi」をインストールして、3Dプリンターと接続してみました。これまでスライスソフトで作成したGcodeファイルをSDカードを経由して3Dプリンターへ読み込ませていましたが、「OctoPi」を使うことによって、スライスソフトの入ったPCからPi2BのUSBを経由して直接3DプリンターへGcodeファイルを送信できます。SDカード抜き差しの煩雑さから解放されました。
構成
PCとpi2b、3Dプリンターの接続イメージは、このような感じです。
準備
pi2b+にoctoPiをインストール
参考リンクにあるimgファイルをダウンロードして、Raspberry Pi imagerやEtcherでSDカードに書き込めば終了です。SDカードは手持ちの8GBです。
Pi2bの電源入れると問題なく立ち上がりWWW serverが自動的に起動してます。avahiが動いているので「http://octopi.local」でアドレスは探してくれます。defaultは、user:pi、pass:raspberryでログインできます。初期設定を適当にすると以下のような画面になります。
温度表示に関する修正
以下の機種のfirmwareによっては、温度表示がおかしくなるようで修正手順のとおり作業が必要です。
- Creality Ender 3 v2
- Creality CR-6 SE
- A firmware update is available to fix this issue.
- Creality Ender 3 Pro
- Creality Ender 5 Pro
- Creality Ender 6
pi2bと3Dプリンターの接続(ハード)
Pi2b側はA、プリンター側はmicroBのUSBケーブルが必要です。設置場所等を考えてケーブル長などを選ぶ必要があります。プリンター側は特に設定ありません。
octoPiとプリンターを接続する(ソフト)
画面左側の「connect」ボタンで自動的につながります。Gcodeファイルのuploadやヘッドとノズルの温度状況や設定ができます。印刷中は、Gcode viewerで進捗状況や以降の印刷の状況などを確認できます。
印刷
前項にも書きましたが、スライスソフトでGcodeを作成し、画面上のuploadボタンでファイルを選択し、印刷ボタンを押せばプリンターに送られます。スライスソフトcuraならアドインを入れるとoctoPi経由で直接プリンターにGcodeを送ることも出来るようです。
USBカメラ
手持ちのUSBカメラを接続してみました。それなりに撮影できそうです。各腫設定があるので、これは別途まとめたいと思います。
まとめ
Pi2bにインストールしたoctoPiと3Dプリンターとを接続することにより、SDカードでのファイル交換が不要となり、利便性が向上しました。更にPi2BにWebカメラを接続することにより印刷中の動画撮影もできるようなので、ひきつづき機能確認していきたいと思います。
参考リンク
OctoPrint doesn't show a temperature graph for my Creality printer with stock firmware
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