2021年4月17日土曜日

M5Stack SD書き込みを試してみる

はじめに

今日は、M5stackのSDカードの書き込みを試してみます。取得したセンサーデータを保管したい場合を想定します。M5stackがシリアルやWiFiで繋がっていれば、母艦PCやIoTクラウドに書きたいデータを投げれば保管できます。単独運用にて屋外だとWiFi接続が必ず可能なわけでもなく、内部メモリだけではすぐ一杯になるので、SDカードの出番となります。先人の知恵を見ていると、カードの相性問題があるという記事があり、これは試しておかないとです。

準備

今回は配線等必要ありません。M5stackとSDカードを用意すればハードはOKです。SDカードは、SD card formatterでFAT32フォーマットをしておけば問題ないようです。手元に2種類のSDカードがあるので、相性問題を含めて試してみます。

SDカードは以下の2枚です。

  • SP(Silocon Power)製 32GB
  • ELECOM製 8GB
M5StackへSDカードは、カードの端子面を上向きに挿入します。
逆だと入らないので間違わないとは思います。

ソフトウェアの準備

参考リンクのArduinoコードをほぼそのまま活用します。サンプルプログラムは、以下の動作をします。

  1. M5Stackは家ルーターにWiFI接続して、ntpサーバーをたたいて時刻同期をします。
  2. SDカード上にlogファイルをオープンする。
  3. ボタンA-Cが押されたら、時間とどのボタンを押したかという内容をcsv形式でファイルに書き込む
  4. 3.繰り返す

結果

2種類のSDカードへ問題なくデータが書き込まれていることを確認しました。 時間、どのボタンが押されたかを記録しています。

2021/4/6,9:41:26,ボタンA
2021/4/6,9:41:29,ボタンB
2021/4/6,9:41:30,ボタンC
2021/4/6,9:41:31,ボタンA
2021/4/6,9:41:31,ボタンB
2021/4/6,9:41:32,ボタンC
2021/4/6,9:41:32,ボタンC
2021/4/6,9:41:33,ボタンC
2021/4/6,9:41:33,ボタンC
2021/4/6,9:41:33,ボタンB
2021/4/6,9:41:34,ボタンB
2021/4/6,9:41:34,ボタンA
2021/4/6,9:41:35,ボタンA
2021/4/6,9:41:35,ボタンA
2021/4/6,9:41:35,ボタンA
2021/4/6,9:41:35,ボタンB

今日のまとめ

M5stackのSD書き込みを試してみました。手動でボタンを押した時間は、問題なく書き込まれことを確認できました。センサーデータ等もっと間隔の短いデータをどこまで書き込めるか更に調べていきたいと思います。

参考リンク

M5StackでSDカードにCSVデータを作成する

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