今回は
3Dプリンターの静音化に向けてノズルヘッドに取り掛かります。静音ファンを埋め込むためのヘッド部品を作成し、12V化して静音化を試みます。
ヘッド部品の作成
最近お世話になっているthingiverseから関連ファイルをダウンロードして、スライスします。
空中部分にサポートを付けないといけないですが、あまり奥まったところにつけるとはがすのが大変なので、形や充填率を調整しながら設定します。スライスソフト上は9hの大作です。
熱がかかる部分なのでPLAだと変形の恐れありとアドバイスもらいましたが、ABS樹脂はまだ試していないのでPLAで作ってみます。途中でヘッドスピードを上げながら作成時間6h49mで完成しました。
サポート薄くしたつもりですが、ガッツリと引っ付いているのでカッターやラジオペンチで少しずつはがしました。キレイに印刷は出来ています。
FANは24VなのでDC-DCコンバータを途中に入れて12Vに降圧します。
FANの取付
作成した部品にファンを取り付けます。40mm角12Vの静音ファンです。向き間違わないように。
電圧降圧と配線
ファンは12Vなので途中にDC/DCコンバーターを入れて降圧します。制御ボードからヘッドまでの既存配線は抜いて元に戻せるようにしまっておきます。新たに配線して12Vを確認しました。
ヘッドとファン交換によりもすごく静かになりました。これで、ほぼ静音化作業は終了です。
しばらく様子見ながらいろいろと印刷したいと思います。
まとめ
3Dプリンターの静音化を図るためヘッドを印刷して静音ファンに交換しました。ヘッドは静かになりましたが、風量的にどうなかはしばらく様子を見てみます。ヘッド交換後、何個か印刷してみましたがPLAヘッドの変形はないようです。
今回の魔改造で電源ユニット、制御ユニットと合わせて交換できるところのファンはすべて交換しました。筐体と共振しているところもあったので、電源は外出しにしたりと一部変更しました。
当初に比べれば格段に静かになりました。いろいろと変更したので、しばらく様子を見たいと思います。魔改造の沼は、まだまだ続きます。
参考リンク
Ender3 V2本格静音化MOD メインボード・PSU・ホットエンド・造形物冷却用4つの騒音ファンを静音ファンに交換
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