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stm32,esp32,pi picoやPI zero,Pi4bの設定や作成例をはまりどころを中心に書いています。「はまらない」手助けになればと。何事も一歩踏み出さないと始まりません。
引き続き3Dプリンターです。当分続きます。静音化したヘッドですが、造形物冷却ファンをつけ忘れてました。ファン取付と配線の状況です。
静音化ヘッドのstlファイルはthngiverseからダウンロードしました。説明を細かく読まなかったのが反省点です。別のblogを読んでいてこのヘッドを使ってる方がいたのですが、ファンが2個付いてます。ん。そこにどうやってつけれるのと思っていましたが、なるほど。
普通の軸流40mmファンでなく、吹き出しが90度横に出るタイプです。そういうことですか。ということでぽち。元々は24Vファンなので12V化して風量的に問題ないのかと少し心配ですが、横吹きのファンは種類が少なくあまり選択肢がありません。
ファンの電源は、制御ボードから出ています。印刷時1層目が終わったらオンになります。ノズルから出てくる熱々の材料を冷やすための風です。ベッドに近い層を急に冷やすとソリや剥がれの原因になるので、ファン速度の設定も重要です。
制御ボード→DC/DCコンバーター→冷却用ファンと配線します。制御ボードは、プリンターの裏からアクセスなので配線結構面倒です。プリンター後部は、静音化で24V→12Vのコンバータ置き場になってます。
一つにまとめられるといいのですが、on/offのタイミングがそれぞれなので、こんな感じです。コンバーターを1つにしてリレーで制御するともう少しスッキリかもしれません。コンバータとリレーがコンパクトにまとまったボードがあればいいのですが。
テスト印刷するとちゃんとノズル横の左右のダクトから風が出てきます。これがどの程度造形物に影響するのかわかりませんが、しばらくは様子を見たいと思います。標準ヘッドでは、送風ダクトが片側です。
新しい静音ヘッドに造形物冷却用のファンを取付けて配線しました。このファンの効果はどの程度なのかわかりませんが、しばらく経過観察です。12V化したのでファン2個取付けても静かなヘッドです。
3Dプリンターは、octoPiを使って印刷ファイルのやり取りやヘッドノズルの温度設定などをしています。印刷中の状況をタイムラプス撮影して動画にすることができます。octoPiお勧めプラグインの一つoctolapseの設定と撮影状況です。
octoPiを起動して、レンチマークをクリック。plugin manageを選択します。そこに沢山のpluginが表示されているので、その中から「octolapse」を選択してインストールします。
使っているスライスソフトにも追加のGcodeが必要です。それぞれのスライスソフトやバージョン毎に違うので環境に合わせてGcodeの追加作業が必要です。これをやらないと印刷時にエラーが出て印刷できません。
タイムラプスな撮影は撮影間隔を設定し、時間毎に撮影した静止画を動画作成ソフトでひっつけて作ります。これは、octoPiの標準機能で作成可能です。こんな感じです。
プラグインoctolapseを使うと、印刷一層終わるごとにヘッドやベッドを指定の位置に退避させ撮影して、次の層へという動きになります。このようにして撮影した静止画を動画作成ソフトで引っ付けると造形物が成長しているような動画になります。こんな感じです。
どちらが良い悪いではなく、手法によって作成される動画が異なります
octoPiのプラグインoctolapseを導入し印刷物のタイムラプス動画を作成しました。3Dプリンターは造形物を作ることが主ですが、作成過程も楽しむことができます。デカものを印刷すると数時間掛かるので、印刷副産物として楽しめます。ただし、ヘッドを退避する時間×積層数分の印刷時間が伸びます。
RaspberryPi+OctoPiで快適3Dプリント環境を手に入れた【OctoLapse編】
3Dプリンターもサポートの付け方など、ソフトウェアではうまくいってても実際印刷するとあーあになったりということで、経験が必要です。失敗も次につながる良い経験なので、なぜダメなのかをよく考えつつもやってみることが一番重要です。今回は経験値アップのためにdockerロゴを作成しつつ、タイムラプス撮影を試してみます。
dockerロゴのstlファイルはインターネット上に多数共有されていました。自分で楽しむだけなのでライセンスはそう気にしません。しっぽの部分は結構急峻なのでサポート無しだとうまくいかない可能性大です。
このようなサポートをつけ、サポートの充填率は10%と薄めにしておくとはがしやすいです。これでGcode作成しました。
USBカメラは、ELECOMの手持ちです。三脚に両面テープで固定してモニターで映り具合を調整します。octoPi側は、「control」画面に動画が映っていることを確認します。
「timelapse」の画面で撮影間隔等を設定します。今回は10s毎にしましたが、もう少し長くてもいいのかもしれません。この辺は何度かやってみて経験値が必要です。z軸が動くときにという設定もあります。
準備が終わればベッドの調整をして印刷です。timelapseは自動的に処理してくれます。
印刷中
印刷完了
サポート材も充填率10%したら、簡単にはがすことができました。サポート材の形等パラメータは重要です。
タイムラプスは、出来上がったmp4ファイルに設定情報を加えようと思ったのですが、動画作成ツールが言うこと聞きません。octoPiが作成した動画をそのままYoutubeにアップしました。Youtubeのリンクです。30s程と結構長いです。
3Dプリンターの経験値を上げるためにロゴ印刷しました。印刷中のtimelapse撮影も試してみました。設定さえしておけばoctoPiがいい感じにmp4の動画にしてくれます。撮影パラメータの最適化にはもう少し経験値が必要ようです。
空きのPi2B+があったので、「OctoPi」をインストールして、3Dプリンターと接続してみました。これまでスライスソフトで作成したGcodeファイルをSDカードを経由して3Dプリンターへ読み込ませていましたが、「OctoPi」を使うことによって、スライスソフトの入ったPCからPi2BのUSBを経由して直接3DプリンターへGcodeファイルを送信できます。SDカード抜き差しの煩雑さから解放されました。
PCとpi2b、3Dプリンターの接続イメージは、このような感じです。
参考リンクにあるimgファイルをダウンロードして、Raspberry Pi imagerやEtcherでSDカードに書き込めば終了です。SDカードは手持ちの8GBです。
Pi2bの電源入れると問題なく立ち上がりWWW serverが自動的に起動してます。avahiが動いているので「http://octopi.local」でアドレスは探してくれます。defaultは、user:pi、pass:raspberryでログインできます。初期設定を適当にすると以下のような画面になります。
以下の機種のfirmwareによっては、温度表示がおかしくなるようで修正手順のとおり作業が必要です。
Pi2b側はA、プリンター側はmicroBのUSBケーブルが必要です。設置場所等を考えてケーブル長などを選ぶ必要があります。プリンター側は特に設定ありません。
画面左側の「connect」ボタンで自動的につながります。Gcodeファイルのuploadやヘッドとノズルの温度状況や設定ができます。印刷中は、Gcode viewerで進捗状況や以降の印刷の状況などを確認できます。
前項にも書きましたが、スライスソフトでGcodeを作成し、画面上のuploadボタンでファイルを選択し、印刷ボタンを押せばプリンターに送られます。スライスソフトcuraならアドインを入れるとoctoPi経由で直接プリンターにGcodeを送ることも出来るようです。
手持ちのUSBカメラを接続してみました。それなりに撮影できそうです。各腫設定があるので、これは別途まとめたいと思います。
Pi2bにインストールしたoctoPiと3Dプリンターとを接続することにより、SDカードでのファイル交換が不要となり、利便性が向上しました。更にPi2BにWebカメラを接続することにより印刷中の動画撮影もできるようなので、ひきつづき機能確認していきたいと思います。
OctoPrint doesn't show a temperature graph for my Creality printer with stock firmware
3Dプリンターの静音化に向けてノズルヘッドに取り掛かります。静音ファンを埋め込むためのヘッド部品を作成し、12V化して静音化を試みます。
最近お世話になっているthingiverseから関連ファイルをダウンロードして、スライスします。
空中部分にサポートを付けないといけないですが、あまり奥まったところにつけるとはがすのが大変なので、形や充填率を調整しながら設定します。スライスソフト上は9hの大作です。
熱がかかる部分なのでPLAだと変形の恐れありとアドバイスもらいましたが、ABS樹脂はまだ試していないのでPLAで作ってみます。途中でヘッドスピードを上げながら作成時間6h49mで完成しました。
サポート薄くしたつもりですが、ガッツリと引っ付いているのでカッターやラジオペンチで少しずつはがしました。キレイに印刷は出来ています。
FANは24VなのでDC-DCコンバータを途中に入れて12Vに降圧します。
作成した部品にファンを取り付けます。40mm角12Vの静音ファンです。向き間違わないように。
ファンは12Vなので途中にDC/DCコンバーターを入れて降圧します。制御ボードからヘッドまでの既存配線は抜いて元に戻せるようにしまっておきます。新たに配線して12Vを確認しました。
ヘッドとファン交換によりもすごく静かになりました。これで、ほぼ静音化作業は終了です。
しばらく様子見ながらいろいろと印刷したいと思います。
3Dプリンターの静音化を図るためヘッドを印刷して静音ファンに交換しました。ヘッドは静かになりましたが、風量的にどうなかはしばらく様子を見てみます。ヘッド交換後、何個か印刷してみましたがPLAヘッドの変形はないようです。
今回の魔改造で電源ユニット、制御ユニットと合わせて交換できるところのファンはすべて交換しました。筐体と共振しているところもあったので、電源は外出しにしたりと一部変更しました。
当初に比べれば格段に静かになりました。いろいろと変更したので、しばらく様子を見たいと思います。魔改造の沼は、まだまだ続きます。
Ender3 V2本格静音化MOD メインボード・PSU・ホットエンド・造形物冷却用4つの騒音ファンを静音ファンに交換
3Dプリンターの静音化に向けて部品を作成したので、電源ユニットと制御ユニットの静音ファン交換や配線をします。
3Dプリンター本体下部の各ネジを外してユニットをばらします。作成した静音ファン用の部品に静音ファンを取り付けます。ネジ穴の位置はばっちりでした。
電源ユニット
制御ユニット
電源ユニットはもともと12Vなのでプラスマイナス間違わないように配線して納めれば終了です。制御ユニットは、24Vなので降圧変換器を間に入れて12Vに降圧します。
左が入力、右が出力です。特に設定はありませんが7seg上の青い部品の小さなネジが可変抵抗で細部の出力電圧を調整できます。最初は11Vだったので調整して12Vにしました。7seg左のボタンは、入力と出力電圧表示の切り替え、右のボタンは出力のon/offです。
ファンの厚み分底上げしないといけないので、四隅の両面テープで止めてあるゴムをはがして、印刷して作成した高さ38mmの足をXレールにはめます。印刷精度でレールにはまりにくいので、向きはバラバラです。10mmの板ゴムを切って準備しておいたのですが、別途作成しなくてもはがしたゴムをそのまま流用すればよかったです。
ということで2つのユニットの静音化作業は完了しました。
お試し印刷してみます。制御ユニットのファンは、動いている?くらい静かになりました。電源ユニットは、少し静かになりましたが静音とまでは程遠い感じです。配線等は当たっていないので、ファン自体がうるさいようです。しばらくこれで使ってみて、風量が十分で静かなファンを探したいと思います。
電源ユニットと制御ユニットのファンを静音化しましたが、電源ユニットのファンはまだちょっとうるさいです。引き続き静音化続きます。材料を熱しているヘッドユニットにもファンがあるので、そちらも静音化したいと思います。
Ender3 V2本格静音化MOD メインボード・PSU・ホットエンド・造形物冷却用4つの騒音ファンを静音ファンに交換
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